At GALLERY REFUSE
先日 GALLERY REFUSE で行われた Loud Style Design EXHIBITION に足を運んで頂いた方々、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
今回僕は照明を展示させて貰った。
Inspiration でも展示した Hat の照明や TNSK の照明、高蝶智樹氏とのジョイントワークで創り上げた宇宙の照明が GALLERY REFUSE の空間に灯りをともした。
照明の紹介の前に GALLERY REFUSE の店内の様子を
重厚感のある什器の中に高蝶氏が手掛けるシルバーアクセサリーが並んでいる。
非常に高級感のある店内
そんな店内に僕の照明が。
流木を組み合わせた迫力のあるディスプレイ
TNSK LIGHT 001
以前に Blog で紹介した、あえてコードを印象的に見せた照明
Hat の照明はまだ完成形に至っていないのでシルエットだけぼんやりと。
真ん中に位置する宇宙の照明
宇宙の照明のシェード。高蝶氏の手によって真鍮板から打ち出しで形創られた。シェードにはまるで生きている様なうねりのあるシルバーがあしらわれている。
僕はこのシェードに「合わせて」というか「負けない」様にアームと土台を制作した。
朽ちていく金属の肌を表現。普段やらない鉄を荒らした加工。
パーツとなる真鍮は一点一点削り出しで。これは初めての試み。
古い船舶の望遠鏡をモチーフにしたこの土台。ちょっとした仕掛けも。
まだ隠れた細かな仕掛けもあるがその辺は宇宙の神秘ということで。
今回、自身の初めての試みである「削り出し」を中心に創り上げた高蝶氏とのジョイントワーク。卓越した彫金技術を誇る高蝶氏に僕は持てる技術を使い、応えた。シェードを渡された時は、どうするかな、と思ったが、臆病風に吹かれていては始まらない。躊躇っている時間は勿体無い。ということでやった事の無いジャンクギリギリの削り出しに挑んだ。シェードとのバランスも巧く纏まり何とかカタチになったと思う。
しかし少し時間がかかり過ぎた。速ければいいってものでもないが、もう少し速さが必要だと感じた。創る速さって事よりも迷わずにビビらずに決断する速さが。
手負いの身体なのにバイク2ケツで新宿を100キロで飛ばすあの人には到底まだまだまだまだ敵わないな。
今度のゴールデンウィークにも森下でイベントがあるそうなので、お時間がある方、宇宙の神秘が気になる方。是非とも東京森下に。
イベント情報はこちらをチェック。