SWAY DESIGN

ここ最近、更新が滞ってしまい申し訳ない。

最近の TNSK の動きはというと、去年の秋ごろから御世話になっている 昔からの友人「大工のケンケン」と彼の相棒「SWAY DESIGN 須藤氏」と共に店舗や住宅など建物のリノベーションに携わっている。
勿論、僕は金物担当。吊り棚やグラスラック、ドアハンドルなど「既存の物ではツマラナイ」というお客様の要望に答え、細部まで拘った物を創っている。
まあ、先に紹介した2人も「既製品ばかりは...」という考え方だ。

でも全部が全部オリジナルがいいかっていうとそうではなくて。
例えば、店舗のオーナー様なら「この場所を1番魅せたい」という場所が絶対に在る筈。
そんな場所には既製品ではない物を使い、店舗のオリジナリティを出せるように制作している。
TNSK の CONCEPT でもある「シンプルでありながらも、ストレートに強く残り、空間を彩るというより、空間になじみ、溶け込む。」という事が活きてくると思う。

 

 

リノベーションについてそこまで詳しく知らなかった僕は、初めて一緒に仕事した店舗で、その変貌に驚かされた。
古い自転車ショップをリノベーションして飲食店に。
僕はドアハンドルとグラスラックを製作させて貰った。

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肉とワイン condiment

 

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Made by TNSK

 

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天井の梁は昔の店舗のまま

 

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広々とした店内

 

 

「あるものを活かして、あたらしいものをつくる」
というリノベーションの根幹とも言える須藤氏の考え方が非常に素晴らしい。

【建築】=【新築】という概念に縛られず、「既存」の物件にリノベーションを行う。
それにより、住宅として住まう人、店舗として使う人、その人々に合った「新規」の物件にアップデートすることが出来る。

その言葉に惹き付けられて一緒に仕事をしようと決めた。