写真03
最後に紹介するのは、クリエイター高蝶智樹氏
シルバーアクセサリーを中心に「Loud Style Design」「BEAST HATE」等、多くのブランドを展開している。彫金師としての活動を軸にしながら世界を旅し続け、 スタイリング・空間コーディネイト・コラムの執筆・撮影ディレクション等、 カルチャーやジャンルを超越した活動を行っている。
こちらのコ：Laboというサイトで高蝶氏のインタビューが掲載されている。
以前、高蝶氏に写真を撮ってもらったことがある。
SEMBLのドアノブを制作したときのものだ。
何の気なしに、「イベントで使う写真が欲しい」とだけ。しかも言った相手はSEMBLのMAKIO氏に。
それを聞きつけた高蝶氏は、完璧な写真を撮ってくれた。
感謝の言葉しかない。
モノクロームの写真だが、鉄の重厚な雰囲気が伝わってくる。
今回の僕の展示にわざわざ石川まで来ていただき、撮影までも。
たまに、完全にデザインは任せる、といったオーダーが来る。
こんなときは図面を描かずに制作することがある。
そうすると、そのときの自分の中の感情が創る物にそのまま反映される。
瞬間を切り取る写真のように「物を創る」
そういうオーダーのときは高蝶氏のこの言葉が頭をよぎる。