SPEED SPECTER [7th Direction]

何処かへ行き何かを創る。
旅の中でだけ掴める物が在り、その時だけしか創り出せない物。
表現する為の手段は技術であり、技術が存在して生み出される表現。
旅という時間の中で幾通りかの路を選び、幾通りかの技術で何かが創り出される。
行動が真実を表す様に、何処かへ行き何かを創る。
SPEED SPECTER CONCEPTより

高蝶智樹氏と初めて顔を合わせたのは三年ほど前。Carpe DiemでのSPEED SPECTERの時だった。「目の前で銀を彫る」普段は見られないような光景を一目見たくて、仕事が終わってから急いで行ったのを覚えている。残念ながらその時はクリエーションを見られなかったが、展示してあった銀の塊から彫り込まれたこぶし大ほどのスカルに目が釘付けになった。こんな表現ができる人が居るなんて…と思っていたら、横でいきなりビンタし始めてた。(ミスターハリウッドってやつね。詳しくはこちら。僕も一回食らったことあるけどすげー痛い。)
第一印象がとてつもなく強く濃い人だった。

彫金だけじゃなく様々なジャンルを超えて活動している高蝶氏のSPEED SPECTERに、また違ったジャンルの2人Sara ArakiとTNSKが参加する事に。

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SPEED SPECTER [7th Direction]
TOKYO MASH UP
LIGHT IN THE SHADOW
2014.10.4-10.13
SARA ARAKI TNSK

*10月13日は、17時よりSARA ARAKIと高蝶智樹によるアートフュージョンがライブで行われます。
場所:FUCKTORY REFUSE  東京都江東区新大橋2-12-5
問:03-5600-1178
http://www.refuse.co.jp/

今回は、高蝶智樹×SARA ARAKI 高蝶智樹×TNSK SARA ARAKI×TNSK 高蝶智樹×SARA ARAKI×TNSKという違うジャンルの掛け合わせの展示になっている。
ARAKI氏とは何度かそういう制作をしたことがあるが、高蝶氏とはただの1度も無い。というかARAKI氏以外一度も無い。だから楽しみなのだけどやはり不安な気持ちもあるのが正直なところ。
展示の期日も迫ってきて色々考えが頭をよぎるが、自分のカタチにしたいイメージを明確にしていけば答えが出るはずだ。

前にグラフィックデザイナーの方にチラッと言われて改めて思う。
高蝶氏の物創りに対する姿勢、真剣に本気で遊ぶという考え方、そのどちらも少なからず僕に影を残している。